優しいうそに包まれて

すきま桜とうその都会 初回版

すきま桜とうその都会 初回版

OPとEDだとEDの方が好きです
 
にしても妹さま一色。
最初の方にある携帯話暴露のインパクトが強すぎて強すぎて。
あそこで体験版が終わっているんだっけ、、罪な事をするね。。
事ある事に胸の前で携帯を抱える妹さまは心に来るものがあります。
 
妹さまルートでの神様にお願いを懇願するシーン中に言われていた、
「手のひら分の奇跡ぐらい、己の手で起こして」
という台詞が中々にアツくてすこぶる良い感じでした。
あそこから繰り広げられる壮大なプラシーボ効果は目を見張るものがあります。
プラシーボというより「うそ」って言ってあげたほうがいいのかもしれんけど。
 
そんな訳で妹さま一色なのですが、ちょこ&かじゅについても少々。
ちょこの青春突っ走りな感じが、20代後半には過去の出来事すぎて逆に心地良い。
「自分の中での唯一なもの」という素敵で恥ずかしくなるワードに、一生懸命かつ東奔西走してる姿が単純に気持ちいい。
ウザ可愛いって言われているのも分かるね、ウザの部分はあまり感じないけど。
かじゅさんはどうにも名雪さんがチラついて個人的に駄目だったなあ。
朝ごはん食べて学校行くよ〜とか言い出し兼ねない、というか言ってた気さえする、
あの雰囲気作りは逆に賞賛するべきなのかもしれない。
 
突拍子も無い部分も確かにあった最後の鈴さんルートですが、
何だかんだでああいうのも必要だったんじゃないかなーとも思ったり。
まあだからと言って「高速演算(クロックアップ)」はやり過ぎですが。戦闘描写は程々にして頂きたい、という本音。
夕陽さんが最後に〆たのは面白かったね。さすが本物は違う。
 
 
日常会話が心地良く、全編通して優しい気持ちになれる作品だと思います。
体験版辺りやってみて雰囲気が好みだと思ったら突撃して問題無いかと。
今なら「変態度高くて一体どうしちゃったんだ」とお馴染みのシスコンパッチも付いて来るよ。何だそのお勧め。