遠い目となる冬間近
7時間目の音符(ノート) (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
- 作者: 志摩時緒
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2011/11/11
- メディア: コミック
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「高校に入学して数ヶ月、僕に初めて彼女ができた」と来たもんだ。
中学・高校時代、周りの皆様が彼氏彼女という肩書きやら営みやらを、
実は当然の如く行っていたと気づいたのは一体何時だっただろうか…。
こいつら実は赤面症か、と思うぐらいに毎シーン毎シーン赤くなってます。頬の斜線率が異常。
まあ毎回キスしようとすりゃそうなるのかもしれん。経験無いから知らんけど。別に泣いてねえよ。
そんな赤くなるような学生的なイベントが話の随所に盛り込まれておりますが、
全体的に、あーそうねー、と共感出来るようなネタの選出が見事。
ネクタイの話はそれの最たるものだと思います。
「彼氏のネクタイを彼女が貰って身に着けるのが流行り」とか、
いかにもそこらへんの学校でガヤガヤやってる話題のような感覚がしました。素晴らしい。
…ギャルゲ思考が蔓延してる俺の頭なので、万が一意識違いがありましたら修正指摘をば。それ知ってもどうにもならんけど。
全編こんな感じな甘ワールドが支配するのかと思ったらラストに新入生(女)が入ってきてた。
これはあれですか初々しいカップルの中に第三者を投じ、嫉妬嫉妬の核融合反応の後、
破滅を及ぼす超弩級ニヤけが生まれる予兆ですかですね。もう黙れよお前。