好きにならないわけが

せなかぐらし (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

せなかぐらし (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

はつきあい」の衝撃が未だに癒えないここ最近の私ですが、
更に爆弾が投下されたと知ってしまっては突撃するのも仕方が無い。
 
擦りガラス一枚で隔てられた二部屋に年頃の男女がそれぞれ一人暮らしする、
とかいう頭がお花畑な状況ではあります。
が、本質はそこには無くて、その状況下で生まれるであろう、
双方の微細な心象変化を楽しむ事こそが正解なのかなあ、とか思いました。
まあ要するにイチャイチャする過程を楽しもうという事です。最初からそう言えよ。
 
ヒロインが主人公を変態と認識した警戒期
→ 実はまとも&いい人だと知って、仲良くなろうとする葛藤期
→ ちょっと仲良くなって、少しぐらい冗談も言える友達期
と、大まかな変遷を辿っていて今は一番下な訳ですが、
友達期へ移り変わる時期のヒロインこと菓奈さんがたまらなく可愛くて困る。
 
だってラストの方なんか、遅く起きた朝、玄関前で主人公君が挨拶したら、
菓奈さんが「おそよう」って笑いジト目でからかうんだよ。なんだよこれ理想郷かよ。
…少しばかり興奮してしまいました。すみません。まともです、まだ。
次巻は恋要素中心に描かれるのかしら。楽しみです。
 
ツインズって作中で呼ばれてる、主人公君の双子妹がいい味出していて良い。
個人的には少しばかり成長した御姿も拝見しとうございます。何その口調。