横のつながり

前職場の同僚達とお食事。
 
勤労に塗れて帰る途中に社用携帯が鳴ったかと思えば、
「今から肉食うぞ」とか聞こえてきて思わず耳を疑う羽目に。
その時、既に21時半。何だその学生のノリは、と考えを抱きつつ。まあ嫌いではないけれど。
 
にしてもまあ美味しかったことこの上なし。
あれですよ、4,5切れで数千円もするお値段のお肉が不味い筈が無いって話ですよ。
口で溶ける肉って実在するのな。空想上の産物だと思ってたわ。
なんというか、いい大人が「贅沢」と呼んでいるものを体感した感じが凄い。
 
そんな事を思いつつ、ふと隣の席に目を向ければ、
胸元が大きく開いている服を召した女性が横にいらっしゃった男性と、
ワイングラスを掲げつつ何やら今にもコトを始めそうでした。異次元すぎて不安になる。
肉食うのか酒飲むのかイタすのかはっきりしてください。全部並列でやったらもれなく俺の拍手喝采。要らないよ馬鹿。
 
お誘い有難うございました、とかつての同僚達に。
こういう繋がりは大切にしないとねえ、と殊勝な事をたまには考えたり。
 
 
俺が耐えられなかった横暴上司の振る舞いは今もご健在のようで。
俺と同じ立場の方達は今も変わらず苦汁を舐めさせられているようです。
…会社に来れなくなった人も中にいると聞いて。もうどうしようもないね本当。