落としどころ

はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)

はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)

改めて読み返してもあの親父襲来から実はドッキリでした〜の部分が本当に要らないと感じるから困る。
 
今風に言えば「超えちゃいけないライン、考えろよ」的な感じかしら。
いくらジローの本気の姿が見たいと言っても、「じゃあ死んだフリで」な発想はいかがなものか。
まあそういう色の漫画って言ったらそれまでだけど。
このやり取りを冗談にしないでくれよしないでくれよ…、って祈りながら漫画を読んでいた日々がちょっと懐かしい。
 
そこ以外、っつーかメインのラブコメ部分は非常に良かったと思います。特にサブの二組。
告白を意識しだしてからのユキさんは可愛いの一言に尽きていましたね。普段照れない子が照れる破壊力と来たら無い。
それと同人誌込みではありますが、ひとまずの決着シーンも見られてご満悦。
爪切り野郎こと緑谷君とお幸せになってほしいものです。
仕事で食っていけるようになるまでプロポーズしない、とか古風すぎて笑った。頑張ってね美大生。