まっすぐには歩けない

空さんの可愛さときたら。
 
1巻2巻と読み進めていた頃には、
いやあ頭に小さな亀乗せて色々と自由奔放に走り回る小学1年生は可愛いなあ、
と清々しく思っていたんですが、今巻はそれに輪をかけてきてるから困る。
 
「にちようび」のお話の時がそれの最たるもので、
寝癖をぴょこんと跳ねらせつつ、最上級の笑みで神さまに話しかける空さんは、
この子のポテンシャルを再確認させるのに十分でした。いやー凄いもの見たわ。
しかもその後頑張って寝癖直そうとする仕草もね、それもまた、ね。
…それもまた何なんだろう。聞かない方が身のためだと思います。
 
と、そんな楽しい時間を過ごしていたら、神さまの過去話でざっくり切ってくるからこの漫画は素敵だと思う。
「お祭り、二人で一緒に行こう」と同級生の女の子からお誘いを受けたんだけど、
他の同級性に色々言われちゃうからって、一旦誘いを受けたにも関わらずすっぽかしちゃう、
みたいな図をノスタルジックに描かれるともう駄目。そりゃ俺もうずくまる。
なんなんだろうねこれ。こんな体験したことないんだけどね。
 
大層楽しめました。次巻もこんな感じで是非お願いします。