異性のお部屋という壁

藤宮母のヒロイン具合が異常
 
桐生くんのやれやれ系主人公振りときたら。
姉妹がいて家事やらを担当しつつ、いつもダウナーな感じを醸し出していれば、
そう見えてしまうのも仕方が無いというもの。
桐生くんにちょっかいを出すような元気印の女の子とか出せば、あら不思議、
どっかで見たようなギャルゲーの出来上がり。汎用的なのはいい事なのかどうなのか。
 
お話的にはそうも行かず、藤宮さんと長谷くんの"記憶"に纏わるエトセトラが展開。
主人公こと長谷くんのみっともない嫉妬から始まる一連のドタバタ劇は、
まあよく見るお話ではありますが、分かりやすくて結構好きです。
その中で見せた、藤宮さんが無くした日記帳を身体張って探す姿はまさに主人公。
手を頬に当てるところとか、もうお前らくっついちゃえばって感じですこの野郎。…また病気発症してるよこの人。
 
友達の輪にちょっと抜けてる山岸さんが加入したことで、更なる発展を期待したいところ。
恋愛辺りで拗れてウダウダやる流れはちょっと期待薄かしら。